【GaroonAPI】アプリケーション使用禁止時の情報取得できない事象について【SOAP通信】

概要

情報を取得したいアプリケーションがGaroon側で使用禁止になっている場合、SOAP通信_レスポンスでGRN_CMMN_00004が発生する。

 

事の始まり

SOAP通信でGaroonAPIの機能を使用し、情報取得を行ったところ、GRN_CMMN_00004が発生した。以下のGRN_CMMN_00003との違いもいまいちよく分からず、調査を行った。

jp.cybozu.help

Garoonヘルプより引用

確認方法

権限ユーザーで取得対象のアプリケーションを使用禁止にし、SOAP通信で情報取得を実施する。

 

実際にやってみた

1. 権限が付与できるユーザーでログインし、Garoonホーム画面から以下の手順で表示する。

 右上の歯車 → システム設定 → 基本システムの管理 → アプリケーション → 利用ユーザー設定 → 以下の変更 押下

Garoonの利用ユーザー設定画面

2. 使用禁止にするアプリケーションのチェックを外して、変更するボタンを押下

 

3. 使用禁止にしたアプリケーションが画面に表示されないことを確認

 

4. SOAP通信でGaroonAPI(メール)への情報取得を実施し、以下のレスポンスが帰ってくることを確認

 

結論

使用禁止状態のアプリケーションから情報取得を行うと「GRN_CMMN_00004」が返却される。ただ、このエラーは権限付与が可能なユーザーの場合にかぎるようです。

権限付与できないユーザーで使用禁止状態のアプリケーションから情報取得しようとすると「GRN_CMMN_00003」が返却されます。